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足の病気を乗り越えて・・・ハーブとの出会い
―このお仕事を始められたきっかけを教えてください。
私は長く足を患っていまして、立つと痛みがひどく、歩くことができませんでした。今も長時間立っていることはできないんです。その病気になってからもう7年で、ずっと大学病院に通っています。特に症状がひどかった頃には、身体障害者3級の申請を出していたほどでした。
歩けなくなった当初は、毎日泣き暮らしていましたよ。 車椅子でないと外出できないから、最初は恥ずかしくて、部屋に閉じこもってばかりでした。
でも、これじゃいけない、何か打ち込むものがなければと、少し前向きに考えられるようになった時に出会ったのが、ハーブなんです。
ハーブに関連する本を読んでいて、私も病気が良くなったら育ててみたいと思いました。そんなある日、大学病院に行った帰りにハーブの一鉢を買ったのが、最初のきっかけです。
―今は足のほうもずいぶん良くなられたようですね。
ハーブを体に入れるようになってから、 徐々に歩けるようになったんです。うまく自分の体に合ったんじゃないでしょうか。
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自然治癒力を高めるハーブ
―ハーブは万病に効く、薬のようなものなのでしょうか?
西洋医学とは違って、自然に存在する体に良いものを採り入れて、 自然治癒力を高めていくのがハーブです。自分で病気を直す力を、ハーブのパワーが助けてくれます。長期で続けて、徐々に難病が回復したといった事例が本当に沢山あるのです。体調・症状に合わせて考えたハーブティーを飲んで、
皮膚からはアロマの成分を入れます。
―口と皮膚両方から摂取するのですか?
そうです。 お茶とアロマの組み合わせは切り離せません。 だから、私のお店もこのような形態になりました。
―ハーブによる治療とは体質改善のようなものなのでしょうか。
そうですね。例えば、花粉症の方だったら、毎年花粉症になります。 それはアレルギー体質だからです。花粉症を改善するためには、体の根本的な所から改善していくしかない、対症療法では根本的な解決にならないし、薬物は依存体質を作ります。人間は、自分で回復する力を持っているんです。
が、ある程度の年齢になると、その力が弱まってきます。 ハーブやアロマは、それを回復する手助けをするんですね。
―医療の現場でも使えそうですね。
既にドイツなど欧州では、医療の一環としてハーブを使用しています。 保険もきくんですよ。
日本でも、アロマテラピーは精神科や老人ホーム、針灸などに使われるようになってきました。でもまだ、日本では薬として認可されておらず、
食品や雑貨の部類としてカテゴライズされています。
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ご主人の協力と理解
―神主さんは、もともとハーブやアロマがお好きだったんですか?
というより、私は植物が好きで・・・そして何より非常に土が好きなんですね。 365日土を触らない日がないくらいです。肥料や堆肥も全部自分で作ります。
徐々に歩けるようになってから、主人に園芸用の車椅子を買ってもらったんです。それから、リハビリを兼ねてよく庭に出るようになって、4年前から庭にある小さな石を一つずつ取り除いたり、土を改良したりして、
苗を植えて、今のハーブ園を作っていきました。
―最初はハーブとアロマのお店ではなく、ハーブ園から始められたんですか?
そうなんです。もともとは個人的につくったこのハーブ園を、皆さんに開放するのが目的だったんです。そのついでに、ハーブの利用の仕方を皆さんにアドバイスしていました。でも、ハーブ園では、冬や夏は駄目で、半年ぐらいしか機能しません。私の足もだんだん良くなってきて、このハーブをビジネスにしていきたい、という気持ちが強くなって、それで今のお店を2年前にオープンさせることになりました。
―このお店や、外の木製のゲートやベンチが、雰囲気があってとても素敵ですね。
ありがとうございます。全部主人の手作りなんですよ。日曜大工で、コツコツ作ってくれたものなんです。私が一生懸命やっている姿を見て、誰よりも一番身近な主人が応援してくれて。ハーブを仕事にしたいなら、体のことも考えて、外に勤めるより、家でできた方がいいんじゃないかと、バックアップしてくれました。
最初は今のお店の半分の広さだったのですが、 去年の夏、増築して倍に広げてくれました。
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