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趣味が嵩じて本職に
―この仕事を始めたきっかけを教えてください。
趣味が嵩じて本職になってしまいました。熱帯魚が好きで15年位前から趣味で飼育をしています。 しかし、漠然と将来的にお店を持ちたいと考えてはいましたが、
踏ん切りもつかず、具体的なプランもありませんでした。 仕事は自動車販売の営業をしていたのですが、会社が倒産し、別な会社に移籍になったことが、良いきっかけになったようです。
そういうことがなかったら、こんなに早く、この仕事は始めなかったかもしれません。
―始めた時、家族のご意見はお聞きになりましたか?
そうですね。結婚して1年目くらいでしたし、妻は「そんな趣味が、仕事になるのか」 という不安はあったみたいです。
会社員は仕事をしなくてもある程度のお給料は貰えますが、自営はそうはいきませんから。
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生き物の商売
―熱帯魚の魅力はどの辺にあるのでしょう?
とにかくかわいいですね。
―毎日見ていてもあきませんか?
確かに今は、毎日仕事で熱帯魚や水槽を見てるので、自宅に水槽の「す」の字もないです(笑) 休みの日は熱帯魚以外の趣味で楽しんでいます。
―管理なども大変じゃないでしょうか?
まだ小規模なので大丈夫です。魚の管理に関しては、お客様のほうが丁寧かもしれません。 お客様によってはかわいさあまって、大事にしすぎて、逆に死んでしまったりするすることがあるくらいです。
―大事にすればいいというわけではないのですね。
週一回のメンテナンスをしたら、 ある程度は放っておいたほうがいいです。
―この仕事をしていて大変なところはありますか?
生き物の商売ですから、外出が制限されます。去年の9月頃、ディズニーシーがオープンしたので家族で泊りがけで遊びに行こうとしたら、
その日に限って雷でお店が停電になってしまって(笑) 両親に電話してなんとか電源入れ直してもらったんですが。
外泊するたび、夜になると、電気大丈夫かな? と心配になります。
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できるだけお客様の負担にならないように
―独立してよかったことや楽しいことはありますか?
私自身もともと熱帯魚が好きですから、本当に熱帯魚が好きな人達と話ができるっていうのはやっぱり楽しいです。
熱帯魚を飼育しているという人は多いと聞きますが、人口的には少ないですし、そういった人たちが出会う場というのは少ないんです。お店をやっていればお店が中心になってそこに人が集まって熱帯魚の好きな人の輪が広がりますよね。
―お客様はどういった方が多いのですか?
年齢層は幅広いですが、比較的自営の方が多いでしょうか。
―熱帯魚は高額な趣味というイメージがありますが。
お金はかけようと思えばいくらでもかかってしまいます。当店はお金のかかりすぎる飼育の方法はお勧めしていません。
たとえば、魚が病気になったときなども、薬を売ったりすれば利益はあがりますが、出来る限りお客様に自力で治してもらうのが商売の良心と考えています。何をしてもお金がかかってはお客様もイヤになってしまうでしょうし、できるだけお客様の負担が大きくならないよう考えています。
―熱帯魚を売るのに何か資格などは必要ですか?
それはありません。逆に、資格がないので一般のお客様とお店の線引きがないというところがあり、ブローカーまがいの商売が現われがちです。
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