|
英語は大の苦手だったんですよ(笑)
―まず事業内容から教えてください。
水戸市と日立市で英語教室を開いています。対象は小さなお子さんからシニアの方まで、英語に興味のある方、英語教師を目指している方といろいろな方がいます。また英会話のオリジナル教材の作成と販売、本の出版、講演活動などもしています。
―ビジネスにされているくらいですから、昔から英語は得意だったのですか?
いいえ、それが大の苦手だったんですよ(笑)
だから自分の子供にはそういう思いをさせたくて、1才ぐらいの時に英語教室に通わせようとして10件ぐらい教室を回ったんです。でも、なぜかどこも「ピーン」とくるものがなくて、「そうだ、だったら自分で教えてしまおう」と思ったんです。
―それでは、お子様のことがきっかけでこのお仕事を始められたんですね。
そうですね。自分の子供に教えているうちに、近所の方から「自分の子供にも教えてくれないか」と言われ、そのうちに話がどんどん広まって、教室になったんです。人様の子供に教えるのだったら、自分ももっとしっかりと勉強しなければならないと思い、茨城大学の大学院に社会人入学して、英語教育学を勉強しました。昼間は仕事、夜は学校へ通うという日が続きましたね。こうして私が15年かけて、形になった英語学習法が、「フレーズ法」だったんです。
▲
きっかけは「木村さんの話おもしろいねぇ」
―「フレーズ法」というのは?
フレーズとは「意味を持った言葉のまとまり」という意味で、英語を英語の語順のまま理解できるようになる英語学習法です。
ある程度、英文を読むことができる人でも、学校で後ろから訳せ、と教えられたために、前を訳して後ろを訳してと、目が行ったり来たりするんですよ。読む時には多少目が行ったり来たりしても文字が消えてしまうことはありませんが、音は聞こえたと同時に消えていってしまうので、即座に理解するくせをつけなければなりません。
読み方を意識して「英語の語順のまま理解する」ことを目で覚える事で、リスニング力がつきます。分からない単語があっても前後のフレーズの意味から単語の意味を想像することができるようになるんです。
―そのフレーズ法を書いた、「10時間で英語脳を作る本」が話題をよんでいますが、どんないきさつで、出版されることになったのでしょうか?
東京に出張した時、たまたま出版社の社長とお会いする機会があったんです。その方も英語にはとても興味があり、教材を購入しては勉強をしたらしいのですが、うまくいかなかった話を聞きまして、私は自分で学んできたことをいろいろお話させてもらいました。
するとその方が「木村さんの話おもしろいねえ、本にしてみないか?」と言われまして、それがきっかけで話がどんどん進み出版することになりました。
―「10時間で英語脳を作る本」というのは、かなり刺激的なタイトルですよね。
これはですね、よく「10時間で英語が話せるようになるのか」と聞かれるのですが、そうではなく、「英語を読んだり聞いたりするときに、英語の語順で理解できる基礎の脳を、10時間で作る」という意味でつけたタイトルなんです。
「単語」でも「文法」でもなく「フレーズ」で理解することで聞き取りも読解も早く正確にできるようになります。
またこの本の特徴としては、フレーズごとにページをめくる構成にして、フレーズごとの意味を捉えやすくしています。今までの英語の本ですと、一ページの中で行ごとにフレーズが書いてあり、下の行下の行と読むようになっていますから、ここがこの本の違うところです。
単語も中学生レベルのものが多く、読みやすいので、電車の中でちょっと勉強するのにも良いと思いますよ。
▲
|