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企業の本音 vol.1
(2000/1)
□■ トレセンティテクノロジーズ株式会社 ■□
取材協力 福留総務部長
トレセンティテクノロジーズ株式会社 トレセンティテクノロジーズは、ひたちなか市の堀口、(株)日立製作所の工場 の中にあります。 日立製作所と台湾に本社があるUnited Microelectronics Corporationが今年3月に合弁してできました。
トレセンティェクノロジーズ株式会社
本社
URL
茨城県ひたちなか市堀口751
http://www.trecenti-tech.com
設立
資本金
資本
代表取締役
平成12年3月15日
25億円(本年中に300億円へ増資)
日立60% UMC40%
野原壽夫(のはらとしお) 日立製作所半導体グループ電子統括営業本部副本部長
従業員数
450名(平成13年)
事業内容
半導体製品の製造、販売およびサービス
特色
枚葉式全自動処理、局所クリーン化、ウエーハ搬送完全
自動 化 などの採用により高効率、短納期の実現
生産計画
平成13年1月 試作開始 平成13年4月 量産開始
初期投資
700億円(300mmウエハ 7000枚/月)
勤務時間
8:30〜17:00 ※フレックスタイム制有
JJ
社名の由来は何ですか?
福留
福留「トレセンティはラテン語で300を意味します。この300は300mmウエハ のことで、わが社で製造している 300mmウエハを意味します。今までの半導 体は150mm、200mmが主流でした。しかし これからは300mmウエハの時代。 当社 は、この量産ラインを完全自動化していきます。
JJ
それは業界にどのようなインパクトがあるのですか?
福留
これは半導体製造業界では初の試みなのです。この300mmウエハは従来 のものより2倍以上の面積があり、完全自動化ラインを稼動させればマーケット の動向に即応して短期的に効率的な生産体制を立ち上げるのも可能になります。
JJ
つまり、マーケットの動向に左右されないってことですか?
福留
福留「そうです。常に安定した環境で最先端の半導体製造に取り組むことがで きるのです。これは半導体業界で生きる人々にとっての「理想郷」と言えるでし ょう。しかも、当社は単に世界で初めてというばかりでなく、今までの半導体 の製造プロセスを根底から覆すような世界一の生産技術を確立することを目指 しています。
JJ
UMCとの合弁にはどういう意味があるのですか?
福留
現在半導体市場はパソコン、移動体通信端末、デジタル家電など半導体製品 のさらなる市場拡大により、これらに搭載されるシステムLSIなど半導体製品の さらなる需要拡大が見こまれています。日立とUMCは、これらの半導体需要に対応 するため、新会社のラインを活用しシステムLSIを中心とした先端製品の生産能力を 拡大するとともに、両者の共同一括投資により、ラインを迅速に立ち上げ設備投資 効率の最大化を狙います。新会社は両社の最先端プロセス・生産技術と日立のウエ ーハ処理技術、UMCのもつ豊富なファウンドリ運営ノウハウを活用し、業界に先 駆け300mmウエーハ対応の量産ラインを構築、世界一のコストパフォーマンスと納期 の短縮を目指します。
JJ
世界一を目指すため新たな試みをされるということですか?
福留
そうです。当社はできるだけ多くのエンジニアの方と、前人未踏の広野 を共に切り開いて行きたいと思っております。私たちの挑戦は始まっています。
JJ
というのは具体的にはどのような意味ですか。
福留
今までプラザに居た従業員の希望を募り、他の事業部への異動か、他ホテルへの研 修のどちらかを選択してもらいます。どちらを選んでも社員にとって良い刺激となるでしょう。 改めて自分の仕事に対する思いを見つめなおしたり、他の良い部分を吸収したり。このような 期間が持てることは、当社にとっても社員にとっても非常に幸運なことと考えています。
JJ
その未知の世界にともに進んでいくには、どんな方が適してますか?
福留
半導体の製造知識のある方、生産工程の経験のある方、キャリアをフル活用 して
我々と歩みその道に伴う喜びと苦労を分かち合える人が理想です。
半導体の歴史 に大きな足跡を残す価値ある仕事なのですから。
□インタビューを終えて
新工場にかける福留総務部長の熱い意気込みが伝わってくるインタビューでした。
新会社の生産した半導体製品は日本だけでなく、ワールドワイドのユーザーに提供 されます。 シリコンサイクルに翻弄されない理想の半導体工場を設立するため、 世 界の生産 技術の英知がひたちなかに集結しいているというのはすごいことですね。
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