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This week pick up! 企業の本音 vol.8 (2001/03/28)

□■ (株)ナチュール ■□

矢ノ倉 康文


JJ 矢ノ倉さんはエステティックサロンを経営されれているということですが、技術開発は独自にされたのですか?
矢ノ倉 いいえ、フランチャイズ事業です。フランチャイザーが様々な指導をしてくれます。
   
JJ 同様のお店は、全国に何店舗位あるのですか?
矢ノ倉 加盟店は約200店舗位、うち直営は30店舗です。
   
JJ フランチャイズ事業以外にも色々事業を手がけられているとか。
矢ノ倉 化粧品の開発、販売、飲食店の営業などです。
   
JJ 多種多様ですね。化粧品の開発というのは難しそうですね。
矢ノ倉 開発そのものは専任の部隊が研究所で開発チームを組んでいます。
   
JJ 研究所は茨城ですか?
矢ノ倉 いえ、研究所は東京都池袋で、製造は埼玉の工場で行われます。
   
JJ それを独自ブランドで商品化するわけですか?
矢ノ倉 そうです。マーケティングの結果を反映し、商品化していくのが私たちの仕事です。
   
JJ 人の肌に直接触れるものですから、研究所ではかなりのテストをするんでしょうね?
矢ノ倉 そうですね。専門的なテストが何度となく行われます。それをクリアした商品が私どものところに送られてきます。
   
JJ それをどのように商品化されるのですか?
矢ノ倉 まず自分で1ヶ月ほど試します。「いい感じだな」と思った製品は、何人かの従業員に1ヶ月間位試してもらって反応をみます。その後何度となく社内で検討会を行い、更に1ヵ月過ぎた頃、実際に販売するかどうかを決定します。
   
JJ 製品が完成してから販売に至るまでずいぶん時間がかかるのですね。 貴社の自社ブランド「ナチュール」も販売に至るには大変だったでしょう。
矢ノ倉 そうですね。この過程を10回以上繰り返しました。
   
JJ ところで、エステサロンはどのような客層が多いのですか?
矢ノ倉 比較的若い方が多いですね。学生をはじめとし看護婦さんやOLの方々です。場所柄もあるとは思いますが、日常的なエステがその世代に浸透しているからでしょう。
   
JJ お店はどこにあるのですか?
矢ノ倉 エステサロンは水戸駅の南口付近に2店舗。そのうちの1店舗のとなりに飲食店を昨年の11月からはじめました。エステの帰りに立ち寄られるお客様が多いようです。
   
JJ どのような雰囲気の店ですか?
矢ノ倉 洋風居酒屋がコンセプトの店です。 18:00〜0:00までは居酒屋で0:00〜4:00まではバー形式のお店に変わります。
   
JJ
どうして飲食店を?
矢ノ倉 私自身がいろんな人と出会い、話をしたりするのが好きという単純な理由です。エステサロンの近くにあれば相乗効果も得られますし。
   
JJ 会社を始められたのは何歳の時からですか?
矢ノ倉 24歳のときです。
   
JJ 会社を始められるには随分お若いという印象ですが、思いきりましたね。
矢ノ倉 実は母が(株)水戸ロイヤルという会社を経営していて、こちらもやはりエステサロン、化粧品開発の会社なのですが、私も数年前から仕事の手伝いをしたりして起業する環境はありました。当時から県外でも様々なエステや化粧品に関する勉強もしてきましたし。それで独立できるなと思ったが2年前だったのです。
   
JJ 若さがマイナスになることはありませんか?
矢ノ倉 自分が若いというだけで信頼を得られないことがあります。悔しいですね。
   
JJ 具体的にはどんなことがありますか?
矢ノ倉 お話を聞いていただけないときさえあります。新しいものを提案しても、なかなか耳を貸していただけませんし。 そんなときはじっと耐えます。
   
JJ 今後の事業展開はどのようにお考えですか?
矢ノ倉 エステサロンは直営店重視で店舗を増やしていきたいと思います。社員教育を重視したいです。知識だけではなく、お客様の個人的な事情を考えた接客ができる人材をどう育てていくかがテーマです。
   
   
  □インタビューを終えて

24歳という若さで企業をし、成功を納められている矢ノ倉さんは、自分の得意な分野、好きな分野を見極め、 そこにエネルギーを集中させた結果、周囲の状況にも恵まれ、今のような形になったといいます。自身の 成功を決して鼻にかけず、好きなことを好きなようにやっていたら今がある、そう言いきれる若さは、本当に すがすがしく、頼もしく感じました。今後、企業をますます大きくされて行くと思いますが、その過程で、様々な試練に出会われるでしょう。
しかし、もって生まれた強運と、持ち前の明るさ前向きさが必ず彼を大きく育 てていくと思います。これからが楽しみな水戸のベンチャー企業家です。彼のような成功者がどんどん水戸の街を明るく楽しい街にしていってくれることを、ジョビジョバは期待しています。

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