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This week pick up! 企業の本音 vol.13 (2001/10/02)


◆株式会社ぷらざ茨城

代表取締役  野澤克行様


JJ 御社は「生活情報誌月間ぷらざ水戸」の発行をされています。この雑誌の編集内容をお聞かせください。
野澤 読者にとって「タイムリーで、季節感がある身近な情報の提供」が基本となります。
   
JJ 創刊されて2年ということですが、読者の反応などはいかがですか?
野澤 やっと地元に定着してきたように感じます。
   
JJ それはどういった時に感じられますか?
野澤 「ぷらざ」を知らない人が、いなくなったと言う事です。すごくありがたい事です。水戸の地で受け入れて頂けたと思えます。
 
あいぷらざ

ネット版『あいぷらざ』
http://www.plaza-mito.co.jp
月間ぷらざ水戸
生活情報誌『月間ぷらざ水戸』
JJ 創刊時はいろいろご苦労がありましたか?
野澤 営業とポスティングに苦労しました。「ぷらざ水戸」の事業は、ポスティング(各世帯の郵便ポストに直接投函する)による発行部数の確保と記事広告の収入を基本としています。名前の浸透していなかった創刊時の営業は難しかったです。何しろ形の無いものを売り込むわけですから。
 
JJ 野澤さんは、以前同様のお仕事をされていたのですか?
野澤 いいえ。全てが初体験でした。以前は印刷会社に勤務してました。仕事は営業です。
   
JJ 会社はどのようにスタートしたのですか?
野澤 事業に賛同していただいた数社が出資して会社を興しました。
 
JJ ぷらざ水戸の編集ポリシーを教えてください。
野澤 広告を出してくださるお客様のニーズがまず一番にあります。しかし、読み物ですから読者に興味をもってもらえなければ意味がありません。お客様と読者のそれぞれのニーズに接点を見出し、そこに焦点をあてていくことが重要です。
   
JJ 会社の枠を超えた編集出版のためのチームのようなものはあるのですか?
野澤 協力会社が数社あり、それぞれの専門性を発揮して分担しています。チームワークは抜群です。
 
JJ 情報誌は情報の質が命、記事の内容と営業のバランスは難しくありませんか?
野澤 生活情報誌としては、読者に有意義な記事を提供することが責務です。ただし、クライアントの喜んでいただける営業にプラスのある内容にしていかなければなりません。そのバランス感覚が最も気を使うところでもあります。
 
JJ 次に、ポスティングの難しさについて教えてください。
野澤 ポスティングは、いかに効率よく短時間で配布できるかが勝負です。140名のスタッフが担当し、エリア地図を手にして配布します。しかし、住宅街のように家が集積しているところはいいですが、建物が点在してある場合は、効率が悪く苦労します。
 
JJ 発刊してからどのくらいの期間で配布するのですか?
野澤 ぷらざは毎月1日発行となっており、その前後の2、3日以内に配布しきらなくてはなりません。場所によって配布できる数がだいぶ違うので、人員配置に苦労します。
   
JJ どのあたりに配布されているのですか?
野澤 水戸市の全地帯と事業所へ配布します。
 
 
JJ 数でいうとどのくらいですか?
野澤 9月号実績で109,165部です。
 
JJ ポスティングをする方はどういった方ですか?
野澤 老若男女様々です。運動がてら配布していただいているバイトの方もいらっしゃいます。お年よりも無理のない配布数と地域を決めてお願いしています。
   
JJ 個人差がかなりありますか?
野澤 一日で500部以上配布している方もいます。地域密着型の事業ですので、地元の皆様方にご協力いただくことが大切と思っています。
   
JJ さて、最近新事業をスタートされたとか。
野澤 フランチャイズ事業で「ナビット」というものをはじめました。ナビットは案内役というような意味です。ナビゲーターのナビットです。
   
JJ どんな内容ですか?
野澤 一言で言えば、広告ビジネスです。人通りの多いところに、クーポン券を入れるポケットの付いた看板(27cm角)の集合体を設置するビジネスです。現在水戸駅南口通路に45面の「ナビット」を設置してあります。これは今後、全国展開をさせていきたいと思っています。
   
JJ 編集のお仕事は常に忙しいと思いますが、何か仕事を進める上でのコツはありますか?
野澤 私は普段ノートを2冊使っています。
   
JJ 2冊?
野澤 「重要事項を書くノート」と「今日やることを書くノート」に分けて書いてます。終わったら線で消していきます。しかし、どんどんやることが増えていくのでなかなか減りません。
   
JJ そのノートは常に持ち歩いているのですか?
野澤 そうです。忙しいのですがやりたいこともたくさんあって、でもやり残したくはないのです。
   
JJ そんなにご多忙な野澤社長の休日のすごし方は?
野澤 専ら釣りです。友人達と川釣りに出かけることが多いですね。
   
JJ 釣りの良さはどんなところですか?
野澤 釣りをしている時だけは自分一人だけの自由な時間です。そんな時に様々なことに頭をめぐらします。自分を見つめなおす時間です。
 
  □インタビューを終えて
 

野澤社長は、編集者というよりも典型的な起業家とお見受けしました。新しいことを考えて、それを具現化することに何よりも喜びを感じるタイプです。
これからの日本に最も必要とされている人材でもあります。
常に新しいアイディアが泉のように噴きだして、いつもまわりの仲間から新しい情報を吸収して、 そんなめまぐるしく変化する情報環境を整理するのが2冊のノートだといいます。
そして、その情報洪水から一歩身を引いて自分を振り返る時間が、釣りの時間です。
何かをなす人は自分の生活を何かをなすためにきちんとコントロールしている。
そしていつもシンプルにやるべきことがはっきりしている。
動と静/緊張と弛緩/複雑と単純
そのバランスが次々と新しい次元に野澤社長を駆り立てていくのでしょう。
茨城県を引っ張る新しいタイプの起業家をジョビジョバはこれからもずっと応援していきたいと思います。

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