HOME > This week pick up > 『働く人の本音』バックナンバー > 門井祐子さん



● 出身: 茨城県那珂郡東海村
● 血液型: A型
● 学歴: 土浦短期大学卒業
● 家族構成: 夫・子供(1人)
● 趣味: 子供と遊ぶこと
● 自分の性格は?: さっぱりしている



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■社名 桂由美ブライダルハウス水戸
■事業内容 ・貸衣装
・結婚式場案内
・プレタポルテ
・結い納品、ギフト商品
・オーダードレス

■ご本人の
仕事内容

ブライダルコンサルタント
「私の仕事はこれだ!」と直感しました。

━ 門井さんはどういったお仕事をされているのですか?

誰よりも美しい花嫁を作ることが私の仕事です。具体的にはウエディングドレスのアドバイスです。 ドレスはオーダーも承っていますが、レンタルが中心です。衣装はもちろんお式場探しから、結婚式全体のご相談も承ります。

━  桂由美のウエディングドレスは、人気が高いですね。

結婚が決まると、式場を決める前に「ドレスを見てみたい。」というお客様も多数いらっしゃって、まず、桂由美で見て、それからホテルのブライダルフェアなどに行って見比べるケースが多いようです。

━ 門井さんは、ブライダルコンサルタント1級ということですが、これはどういう資格ですか?

桂由美先生が作った、全日本ブライダルコンサルタント協会という組織がります。その講習で、ブライダルに関するあらゆる勉強をし、資格を取得します。

━ 今のお仕事と出会ったきっかけは?

学生時代、電車に乗っていたら「桂由美ブライダルハウス水戸オープン」の広告があって、見た瞬間、「私の仕事はこれだ!」と直感しました。ちょうど就職活動が始まる時期で、自分がどんな仕事につくべきか迷っていたのですが、その広告が進むべき道を教えてくれました。

━ もともと、ブライダル業界に憧れていたというわけではなかったのですか?

ブライダル業界というより、ドレスに興味がありました。女の人が一生のうちに着る、最高のドレスは、やはりウエディングドレスだと思うんです。そのウエディングドレスに関わる仕事がしたかった。その入口がたまたまブライダルだったんですね。

━ 他のファッション業界に就職することは考えませんでしたか?

色々悩みましたが、日常に着る流行のファッションより、一生に一回のウエディングドレスがぴったりきたんです。私は「永遠の一瞬」という言葉が好きなんですが、ウエディングドレスこそ、この言葉そのものでしょう。

見た目は華やかに映るんですが、実際はかなりハードで体力のいる仕事です。

━ この仕事の魅力はどんなところですか?

お客様は自分のおめしになるドレスに、夢を持って来店されます。様々なお客様がいて、それぞれの理想があるので、私達はいつも新鮮な驚きを感じながら、仕事を楽しんでいます。自分の夢があいまいなお客様に対しても、夢を形にしてさしあげるアドバイスをいたします。 親身になって相談をさせていただくので、お式が終わってからドレスを着たお写真を見せていただきながら、「評判が良かったんですよ」等とおっしゃっていただけた時はとても嬉しいですね。 一方「結婚式」という一大イベントに関わるわけですから、失敗は絶対許されませんので、式が終わるまで安心はできません。

━ お客様とのコミュニケーションがとても大切なのですね。

お客様との会話無しでは成り立たない仕事です。そして、お客様の言葉のニュアンスを正確に判断していかなくてはなりません。そうでなくては、お客様のイメージとかけ離れたものになってしまいます。お客様が持っているイメージを言葉で引き出して、それをイメージに再翻訳するのが難しいところです。 「この間のあれ」というようなあいまいな表現も、何を指しているのかわかるようにならなくてはいけません。お客様と親密になって、理解を深めていく作業が欠かせないのです。

━ お客様は、ドレスを決めるまで何回ぐらい来店されるのですか?

人それぞれですが、まず一回で決めることは難しいですね。 式の半年位前から見にこられて、時間をかけてドレスを選ぶのが標準的なパターンです。来店のたびに試着をし、写真映りを確認しながらイメージを固めていきます。ドレスは何着着ていただいてもかまいませんので、満足いくまでご案内いたします。

━ かなりの気配りが必要とされるお仕事のようですが、このお仕事の適性はなんでしょう。

見た目は華やかに映るんですが、実際はかなりハードで体力のいる仕事です。ドレスの重さを量ったことはないんですが、結構重いんですよ。そのドレスを常に扱っているわけですから、基本的に体力は必要です。また、結婚式は早朝から準備をすることが多いので朝も強くないと(笑)

━ ドレスの扱いに関してはどのようなスキルが必要ですか?

被服に関する全般的な知識と技能が必要です。縫って、直して、アイロン掛けと・・・全てですね。 また、クリーニングの知識も必要です。生地に関する勉強も大切です。

ハートが大切です。

━ こちらで働いている人はどんな方が多いですか?また、入社するためには、どのような勉強をしたらよいのでしょうか?

"花嫁"が大好きな人が沢山います。挙式当日まで精一杯お手伝いできることをうれしく思い、又それを自分自身のパワーにできる人が多いですね。被服の技能と知識を勉強するのも大切ですが、それ以上に本気で"人"のためにつくす気持ちをみがくことが大切だと思います。

━ ブライダルアドバイザーは、被服の技能と知識、接客能力、企画提案能力があればなれますか?

人生の大切な1ページをかざる大切な結婚式です。確かに様々な分野に渡った知識が必要ですが、それだけではブライダルアドバイザーとして美しい花嫁をつくることは難しいですね。なにより"花嫁"が好きなこと。自分の事以上に親身になって相談を聞いたりアドバイスができたり。ハートが大切です。

━ 門井さんの、近い将来の夢のようなものがあれば教えてください

2年前に出産して、今産後復帰で仕事をしています。子育てと仕事を日々、忙しいながらも楽しんでいます。 もしも私が担当したお客様が、子供が出来て、その子供が大きくなって「結婚しました」と私を訪ねてきてくれれば、うれしいですね。そしてドレスのアドバイスを、親子2代とお手伝いできたら、素敵でしょ。


□インタビューを終えて

結婚というのはきっと人間の遺伝子に深く刻みついた文化的遺伝なんだと思います。 「結婚は人生の墓場」などと言いながらやはり人は結婚にあこがれる。 文化人類学的には結婚式は略奪婚のなごりであり、ベールは袋、指輪はそれを縛る荒縄のシンボルだと言いますが、純白のウエディングドレスを着た花嫁はやはり美しいし、バージンロードの父娘の姿はいつ見ても感動的です。

個人的なことですが、結婚式といって思い出すのは、 自分自身の納得いかない結婚式(取引先の名刺交換会になってしまったし、仲人も死んでしまった。)と友人の2回目の結婚式(2回目のほうがゴージャスだったのはなぜ?)先輩に見せられた自分の結婚式のビデオ(実際あまり見たいものではないですよね。)それから映画「卒業」のあのワンシーンであります。(バスに乗って二人はどこにいってのだろうと今でも気になる)

それぞれの結婚式にそれぞれのドラマがあると思いますが、何はともあれ、慎重に、自分たちの納得いくものにしていくのが重要だと今になって私は気付きました。 門井さんのような方に出会っていればきっと妻も結婚式を楽しかった思い出にすることが出来たのではないかと思います。 結婚を考えられている皆さんどうか桂由美にお出かけになって、納得するまでご相談ください。 一生悔やむことにならないように。