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職場の美男美女 vol.8
(2001/04/17)
□■ 川澄 知子さん ■□
富士アウトソーシング(株)
JJ
貴社は富士総合サービス(株)さんから分社されたと聞いています。
川澄
以前は同じフジスタッフグループでした。去年の7月に分社したばかりです。フジスタッフは人材派遣業です。当社はアウトソーシングです。
JJ
貴社のなりたちは?
川澄
もともとは運送会社からはじめた会社です。
JJ
人材派遣とアウトソーシングは一般的に混同されていますがどう異なるのですか?
川澄
広義で言えばアウトソーシングは人材派遣を包含しています。資源を外部に求めるという意味ですから。 しかし、業界的にはアウトソーシングは業務請負という分野にあたり、仕事を請け負い管理主体は請負先が持つというのが原則です。違いをあえて挙げるなら人材派遣業は人材派遣法という法律に基づいて運営されているという部分です。
JJ
本社はどちらに?
川澄
宇都宮になります。
JJ
入社されてどのくらいですか?
川澄
まだ2ヶ月半ほどです。
JJ
以前はどのようなお仕事に就かれていたのですか?やはり同じような分野だったのですか?
川澄
全く違います。食品会社で食品の分析・開発をしていました。
JJ
研究職だったのですか。
川澄
開発員の一人で、主にミルクであったりと原料の開発が中心でした。 共同開発として大手食品会社のデザートや製菓の研究もしました。
JJ
開発の過程で試食をしたりもするのですか?
川澄
もちろんです。甘いものが好きな方には夢のようなお仕事だと思います。 コンビ二のデザートや大手製パン会社のパンなどもやりました。 パンのなかのジャムの試食は、ちょっとつらいときもありました。やっぱりパンと一緒じゃないと。(笑)
JJ
楽しそうなお仕事ですが、失礼でなければ転職のきっかけを教えてください。
川澄
開発職はどちらかというと、孤独な仕事で一人の作業が多いのです。 5年間の勤務を経て、自分の適性がより外に開かれている仕事がいいのでは無いかと感じていました。 会社と家との行き来しかないこの生活をずっと続けていて良いのだろうかと将来に対して不安でした。
JJ
それ以外にも何かありそうですね。
川澄
自分自身たまっているエネルギーを使いたいと思っていました。 まったく違う分野へのチャレンジをしたかったのです。新しい分野のお仕事にはその可能性があると思いました。
JJ
就職試験はどのようなものだったのですか?
川澄
簡単な筆記試験と面接でした。新卒を採用していなくて、24歳以上という中途優先の募集内容でした。 だから「経験者を求めているんだろうな。私にはキャリアが無いけどいちかばちかで受けてみよう」と思い採用試験を受けたのです。
JJ
担当は営業ですか?
川澄
コーディネーターというお仕事です。
JJ
どのような内容なのですか?
川澄
営業のサポートと言ったほうがわかりやすいかもしれません。面接者の対応と仕事とのマッチングを考えたりという内容です。 人物・勤務地等を考えてそのひとにもっとも適切なお仕事を提案させていただくお仕事です。資格の活かし方なども提案します。
JJ
1日何人くらいの方のサポートをするのですか?
川澄
多いときで何十人もの方に電話をすることはあります。
JJ
すごい数ですね。
川澄
現状コーディネーターと呼ばれるものが私しかいないのです。新しく導入した制度なので仕組みが固まっていないところもあり、試行錯誤の連続です。 でも責任が重い分やりがいがとてもあります。
JJ
大変重要な仕事ですね。人の人生を左右するかもしれない・・・。
川澄
そうです。重責を感じています。人を扱うお仕事なので。でもとても楽しいので大変とは思いません。
JJ
今後の目標をお聞かせください。
川澄
まだ入社2ヶ月なので、スタッフとのコミュニケーションがまだまだです。そのため信頼関係があまり築かれていません。 この解決がこれからの課題です。スタッフ、営業、コーディネーターこの3つの関係が円滑になるように努力していきたいです。
□インタビューを終えて
コーディネーターというお仕事は、今後の人材ビジネスの高度化において必ず必要とされる専門職でしょう。 人材を様々な角度から分析し、その方の最も能力を発揮できる仕事を探していくという作業は、一筋縄ではいかないものがあります。 日本ではもともとこのあたりに科学的な手法が導入されていないところがあり、能力の客観性よりも組織の和を重んじる傾向が強かったように思われます。
今後あらゆる仕事が専門職化していく傾向が強い現在、彼女の試みが日本型人材分析のスペシャリティを確立する可能性も秘めています。 本当に重要な仕事であり、彼女のがんばりが彼女の評価、会社の評価に直結するやりがいのあるお仕事です。 元開発の仕事をされていたというキャリア、味覚というう人間的な分野を客観評価してきた経験が必ず活きるでしょう。
同じ人材ビジネスにかかわるジョビジョバとしても是非がんばってほしいと心から思います。
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