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This week pick up! 職場の美男美女 vol.12 (2001/08/27)

水戸プラザホテル様 会社説明会特別インタビュー

◆ブライダル部門

塩谷 美千代さん

JJ お仕事は予約・ブライダル部門の担当ということですが具体的にどのようなお仕事なのですか?
塩谷 結婚式全般のアドバイスから実務の代行です。式の予約、日取の決定、式の内容や引き出物の選定など、式に至るまでにしなければならないことは結構たくさんあります。それらに関するお客様の相談にお答えし、スムーズな挙式に向けて段取りをしていくことが仕事の中心です。また、俗にマリッジブルーと言われるような精神的なケアも大切なお仕事のひとつです。
   
JJ 日々のお仕事はお客様との打ち合わせが多いのですか?
塩谷 そうですね。平日は平均3組くらい。休日多いときには10組前以上お打ち合わせをさせていただくこともあります。
   
JJ 式までの打ち合わせ期間は一般的にはどのくらいなのですか?
塩谷 そうですね、平均で半年くらい、長い方で1年というところですね。
 
JJ 先ほどおっしゃっていたマリッジブルー。結婚前の女性は必ずかかるというようなお話を聞いたことがあります。
塩谷 最近では男性もなるようです。性格も人それぞれ、心も様々です。
 
JJ デリケートな心の部分に対してはどのように対応されるのですか?
塩谷 まずは相手の心を理解し、話を聞いてあげることです。話をしているうちに悩みの核心に自然にご自身で気づかれることが多いようです。
   
JJ ある種のパニック状態なのでしょうか?
塩谷 心のよりどころが大きく変化しますので、新しい状況に精神的に対応しきれないのだと思います。人は何かに依存して生きていますから。その対象が大きく変われば不安にもなるのだと思います。
 
JJ 信頼関係が確立していない状態で、一緒に生活を始めるケースも多いでしょう。
塩谷 大半がそうです。ですから、何気ない一言が二人の仲を一瞬にして壊してしまうこともあるのです。
   
JJ 怖いですね。そういった状況のコミュニケーションスキルはどのようなものでしょうか。
塩谷 そうですね。テクニカルな面で言えば、私たちが習慣づけている会話技術があります。それは何か相手の言葉に応えるときに、頭の中で一度反芻してから言葉にだすようにすることです。それによって相手を傷つける言葉を外すことができます。
 
JJ 会話に間があいたりしませんか?
塩谷 考える作業は、話す作業とほぼ同時に行います。日々の訓練でできるようになりますよ。会話には基本的なパターンがありますから、訓練で反射的に最善のリアクションをだせるようになります。
 
JJ 言葉使いや態度をお客様によって変えたりもするのですか?
塩谷 微妙に変えたりもします。しかし、基本は誠意ですし、正解はありません。あまり技巧的になれば、いやらしくなりかえって反発を招くでしょう。これはサービス業全般にいえることです。
 
JJ サービス業がお好きですか?
塩谷 人と接することが好きなんです。人に喜んでもらうことが私の喜びです。
   
JJ ブライダルのお仕事を選ばれた理由は何ですか?
塩谷 一生に一度のセレモニーのお手伝いができることです。ほとんどの方にとって生涯に一度きり、ヒーローとヒロインになれる瞬間ですから。それをプロデュースできるというのはすばらしい仕事だと思っています。
 
JJ はじめからこのお仕事ですか?
塩谷 はじめは料飲部門の宴会担当に6年携わりました。そして現在のブライダルが5年目です。
 
JJ ブライダルアドバイザーになるために勉強しなければならないことは何ですか?
塩谷 資格があるので、できればそれを取得するための勉強ですか。その後は実践あるのみと思います。結婚のしくみ、結婚の意味、そして結婚に関する様々な知識、心理学など専門的に勉強すれば役に立つことはたくさんあるでしょう。興味のある分野を突き詰めていくのも、オリジナリティを出していくには役に立つと思います。しかし、人を相手にする仕事ですから、机上の知識が即役に立つということはありません。仕事を通して知識を活かす術も学んでいくのだと思います。
   
JJ 毎日お仕事は楽しいですか?
塩谷 楽しいですね。とても充実しています。
   
JJ 最近はどのような仕事を?
塩谷 近々ブライダルフェアがあるのでその準備を進めています。当ホテルではブライダルフェアを年2回、春と夏に行います。様々な情報を集約して、式の内容をワンストップで決めることができます.また、これから結婚を考えていらっしゃる方には現実の結婚式に対するイメージをもっていただくことができます。
   
JJ フェアの準備には時間がかかりそうですね?
塩谷 おおよそ3ヶ月かかります。それぞれの部門が企画やアイディアを出しあって、それをコーディネートして、設営までおこないます。料理や衣裳も数多く展示する大掛かりなものです。
   
JJ 各部門がフェアを通じて一体化するのですね。
塩谷 そうです。私たちはあくまでコーディネーター、ディレクターであり、実際の式は、料飲部門・調理部門・宿泊部門などホテルのすべての人たちの協力がなければ成功しません。
   
  □インタビューを終えて
  結婚とは夢であり、現実です。イメージであり、生活です。人は結婚という契約を他人と交わし、生涯添い遂げる約束をします。その約束を皆が賞賛する儀式は、神聖かつ、美しくなくてはならないでしょう。宗教的基盤の希薄な日本においてはホテルがその役割を担います。本来商業主義的であってはならないもので、なおかつ利益率の高いビジネスであるブライダル産業は社会に大きな責任を担っていると言えます。それは、それに携わる人々の誠意と信頼によって成り立っているのです。
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