****** 派遣について ******

派遣と正社員の違い
雇用保険・社会保険の加入について
年齢制限について
登録後の仕事について
現在正社員で派遣に登録できるかどうか
派遣おもしろリンク集

●派遣と正社員の違い

派遺の最大の特徴は、『雇用契約を結んだ会社で働くのではなく、他の会社で働くこと』といえます。 それに対して、雇用契約した会社で働くのが正社員です。

派遣社員は人材派遣会社(派遣元)雇用契約(登録することは、それだけでは雇用契約にはなりません)を結びます。派遣元は、派遣先の会社労働者派遣契約を結びます。派遣社員は派遣元会社から派遣先会社に派遣され、派遣先会社の指揮命令 に従って働くことになります。このような関係を「派遣労働」といいます。

派遣労働において、業務内容は派遣先の人の指揮命令に従いますが、派遣社員が雇用契約を結ぶのは派遣元ですから、労働者への賃金は派遣元会社から支払われます。指揮命令をする会社と賃金を支払う会社が別であるため、「労働者派遣法」では、派遣労働者の就業条件確保のために、派遣元と派遣先の責任を明確に定めています。


●雇用保険・社会保険の加入について

一定の条件をクリアすることにより、雇用保険・社会保険ともに入ることができます。

その条件とは、一つは雇用期間、もう一つは働く日数と労働時間です。 なお、これらの保険に加入できるのは、雇用契約を結んで働いている期間だけなので、注意が必要です。 加入できない場合は、国民年金と国民健康保険に加入し、自分で掛け金を払うのが一般的です。

  • 雇用保険
    雇用保険は、失業したときに求職期間中の失業給付を受けられる制度です。 具体的には、週30時間以上の就労に加えて、1月に14日以上就労の月が、1年間に半年以上といった、一 定の雇用期間が必要です(派遣元・派遣先が異なっていても通算されますし、一つの雇用期間と次の雇用 期間に若干の間隔があっても、継続して派遣就業する者とされます。

    若干の間隔とは、「2ヶ月程度以上の 派遣の場合」→1ヶ月以内、「1ヶ月以内の派遣の場合」→数日以内、とされています。) なお、週30時間未満の場合には、「1年以上の雇用の見込み」、「年90万円以上の収入の見込み」の要件が 満たされれば、短時間被保険者として雇用保険の適用がありますので、複数の人材派遣会社に登録している 方は、公共職業安定所などに相談してみるのも一つの方法です。

  • 社会保険
    健康保険と厚生年金保険をあわせて社会保険と呼んでいます。 健康保険は、仕事以外の理由での病気やけが、あるいは出産などのとき、必要な医療給付や手当金の支給 を受けられる制度です。また、厚生年金保険は、病気やけががもとで障害が残ったり死亡したとき、老齢で働 けなくなったときに、年金や一時金の支給が受けられる制度です。

    社会保険は、労働者を一人でも雇っている法人の会社はすべて適用になり、その従業員の加入が義務づけら れます。ただし、労働時間がその会社で通常に働いている人よりも短く、常用とみなされない場合や、2カ月以 内の期間を定めて雇用される者などは被保険者になりません。

    ※常用の基準は以下の通りです
    1日または1週の所定労働時間が、その事業所で同種の業務を行う一般の労働者の概ね4分の3以上で 1カ月の労働日数がその事業所で同種の業務を行う一般の労働者の4分の3以上であること
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●年齢制限について
人材派遣会社や職種によって異なるので、いちがいには言えません。

たとえば、通訳・ 翻訳などは、経験の長さが能力に比例する部分があるので、能力さえあれば年齢は関係ないのが実状です。また、テレマーケティングなどの分野も、対人能力を求められるので、ある程度の社会経験がプラスに評価される職 種です。

そのかわり、一般事務的な能力しかない場合は、30代前半を過ぎると求人が減る傾向にあります。ちなみに、求 人広告を見てみると、「35歳まで」が約4割を占め、次に「40歳まで」が約2割、その他は「制限なし」となっていま す。

●登録後の仕事について

派遣は専門職として登録するのですから、自分のスキルを人材派遣会社に評価してもらえるようアピールも必要です。定期的に電話をかけたり、コーディネーターと面談の機会をもち、良好な人間関係を築くなど、積極的な努力 をしてみてはいかがでしょう。また、複数の会社に登録し、仕事を得るチャンスを増やすのもいいでしょう。

日本の雇用状況はいぜん厳しく、ただ連絡を待つだけの受け身の姿勢では、就労のチャンスを逃してしまいます。


●正社員でも派遣に登録できますか。
問題はありません。派遣での登録はあくまで登録するだけであり、その時点で雇用契約を結ぶことにはならないからです。派遣会社は登録時に、退職に備えての登録ですから、その旨を伝えておけばいいのです。