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◆◇◆ 資格をとる 2004/11/05 放送
【ポイント】様々な資格
Q:資格があると就職に有利なんでしょうね?
A:どのような職種か、とか、どのような場面というか役割を求めての資格なのか、ということにもよるんですけれど。これから、大きく4つぐらいに分けてお話したいと思います。
【ポイント】資格のタイプ1:要資格の仕事でも、資格だけで安心しないように
A:一つ目は、必ず資格の必要な仕事の場合です。
Q:介護関連で、ホームヘルパーとかケアマネージャーとかよく耳にしますね。
A:そのような仕事に就くにはホームヘルパー2級などの資格が必要になってくるんですけれど、注意して欲しいのは、資格がなければ就職は出来ないんですが、といって、資格があれば必ず就職できる、就職した後もちゃんとやっていける、ということじゃない場合もあるんです。
Q:資格だけでは安心できない、ということですね。
A:そうですね。資格が必要、ということの意味を考えてみると、それは、その仕事自体、普通の人の誰もが出来る仕事ではない、ということですよね。なので資格の”背景”には、その仕事に対する関心や責任、といったものも求められるんですね。
【ポイント】資格のタイプ2:いろんな場面で役立つ汎用性のある資格
A:二つ目にお話するのは、より一般的な、”汎用性”のある資格です。
Q:具体的には?
A:たとえば危険物取扱者という資格がありますけど、これは幅広い職種に活かせる資格ですね。
Q:危険物ってなにか工場とかの仕事っていう気がしますけれど?
A:もっといろんな場面で役立つようです。たとえばガソリンスタンドでアルバイトをするにしても危険物取扱いを持っていると、時給が変わってくる、ということもあるようです。危険物を持っていないと、車を洗う方にまわされたりして冬は大変、なんていう話もありますね。
Q:アルバイトでも役立つのは良いですね。
A:このような汎用性のある資格は、就職・転職の場面じゃなくてもキャリアアップにつながることもあるので身に付けておくと有利だと思います。
【ポイント】資格のタイプ3:職種業種によっては資格より、実務経験
A:3つ目に、・・・場合によっては役立たないものがある、という話なんです。
Q:それは?
A:IT関連の資格とかで、あるメーカー、ソフトのベンダーとも言いますけど、そのベンダーによる資格試験などは、有名なものであっても、あまり意味が無い場合もあるんです。
Q:でも、IT関連だと人材不足とかで、資格をもっていればいろんな仕事のチャンスはありそうですけれど?
A:人材不足はその通りなんですけれど、経験や実績のある人材が不足している、ということのようなんです。なので、あまり資格はアピールにならないこともあるんですよね。
Q:勉強しました、ということじゃダメなんですね。
A:そうですね。この場合は、資格だけをカタログのように眺めて、そこから入るんじゃなくて、その業界の実際の中身を知ることから始めた方が良いですね。ネットで、今その業界に勤めてる人の日記(blog)などをチェックしてみても良いでしょうね。
【ポイント】資格のタイプ4:知名度がなくても意欲性をアピールできる資格
A:4つ目に、積極性のアピールにもなる資格があります。たとえばPMP(プロジェクトマネジメントプロフェッショナル)という資格があります。
Q:あまり聞いたことがないですね。
A:これはプロジェクトマネジメント、といってもまだなじみのない言葉だと思うんですけれど、つまりは会社でのいろんなプロジェクトをどうすすめるか、具体的には「顧客ニーズ分析」とか「提案活動」「契約交渉」など、いわゆる企業活動のベースになることを標準化して、その能力をあらわす資格なんです。
Q:堅苦しそうな資格ですね。
A:これは具体的に「手に職を」という感じの資格じゃなくて、より積極的に、たとえば、グローバル化時代に対応した、とかそのような感じで、新しいことへの意欲をアピールできる資格ですね。
Q:チャレンジ精神をあらわす資格としてアピールになる、ということですね。
【ポイント】スクールの選び方:通学可能性、体験入学
Q:さてこのお話の中でもいくつかの資格の名前が出てきたんですけれど、実際に資格取得ということになると、学校に通ったり、ということになるんでしょうか?
A:そうですね、自分で勉強して、というものもありますし、また「大人の学校」というかいろんなスクールに通う場合もありますね。
Q:スクールはどのように選べば良いんでしょう?
A:そうですね、まずは、現実的に通える場所や開校時間か、ということが、あたりまえですけれど大切です。最初は意気込んで決意しても、通うのが億劫になって辞めてしまった、という話も良くあるようなので。
Q:そうですね。
A:あとは、取りたいと思う資格の種類にもよりますし、スクールの形式も様々なので、「体験入学」のようなシステムがあると安心して確認できますね。
Q:体験入学だと、自分の目で確かめられるし、いろいろ質問したりとか出来そうですね。
【ポイント】スクールの選び方:県立産業技術短大
A:あと資格のためのスクールというものとはちょっと違うんですけれど、茨城県立の産業技術短大、というものが来年の4月から開校します。
Q:短大なんですか?
A:ええ、短大の扱いで、情報通信科と情報処理科があって、最新のIT関連の実戦力を学べる、ということですね。社会人の枠は、今週火曜日(11/2)に試験が終わってしまったんですけれどね。
Q:高卒者の願書提出はこれから(2004年12月6日〜2005年1月7日)なんですね。でも、社会人枠もあるのは、時間が取れる人にとってはしっかり学びなおせるんでしょうし、県立だと費用的にも負担がそう大きくならずに済むんでしょうし。
【ポイント】教育訓練給付制度
A:その費用の点では、これは一般のスクールでも、教育訓練給付制度を利用して、給付金によるサポートを受けられる場合があります。
Q:教育訓練給付制度ですか?
A:はい、これは雇用保険を一定期間納めていた人にたいして、キャリアアップをサポートする、という制度ですが、細かい決まりもあるので、かならず確認をしていただきたいと思います。
【ポイント】資格取得を通じて:新しい地平が開ける、自分が変わる
Q:資格というだけでも、いろいろな種類や、いろいろな仕組みがあるんですね。
A:そうですね。ただ、資格に関してのもっとも大切なポイントは、たとえば大人になってのスクール通いとか、自分で決めた目標に向かって勉強をして、とか、その経験を通じて、達成感を得る、そういうところも大きいですね。
Q:動きを起こすだけでも、得るところがある、ということでしょうか?
A:そうですね。資格を取ろうとする過程を通じて、自信も持てるようになると思うんです。新しい地平が開ける、というか、自分が変わる、というか。そういう新たな可能性も、アクションを起こさないと見えてこないので、皆さんも、なにかチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
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