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◆◇◆ 昔の偉い人(?)シリーズ:その昔、茨城県民は「くず」だった!? 2005/05/27 放送
【ポイント】昔の偉い人シリーズ:大昔の茨城県人は?
A:今日はですね、茨城の人は「くず」だった、というお話なんです。
Q:え!?それって・・・
A:いえ、もう少し言うと、茨城県には「穴」に住んでいる「くず」がいた、ということなんですけれど・・・
Q:・・・なんだか、ますます良くわからなくなってきたんですけれど・・・
A:はい。ちょっと唐突でしたけれど、今回は昔々の茨城県民を振り返ってみようというお話なんです。茨城で働くには、茨城の由来を知っておいてもいいでしょうし、なにか歴史から、仕事に関するヒントが得られないかな、ということです。
Q:そういうことですか。「くず」って、・・・仕事が出来ない人っていう意味じゃないんですね。
【ポイント】穴に住んでいた「くず」
A:では最初に、そもそもの「いばらき」という名前の由来なんですけれど、これは、昔々、茨城には「くず(國巣)」と呼ばれる人たちが、穴を掘ってその中に暮らしていた、ということなんです。で、そこに「ヤマト」の人たちが来て、戦いになったんですね。でも「くず」の人たちはなかなか手ごわくて、しぶとかった。穴に逃げ込んでは、また機会を見てゲリラ的に戦う、ということで、それに手を焼いた「ヤマト」の人たちが、「くず」の住んでいる穴に「茨(いばら)」のトゲのある木を入れて、逃げ場を無くさせて、それで「くず」人を滅ぼした、ということなんですね。
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日本古代の「土蜘蛛」アンソロジー(蜘蛛の惑星)
Q:なるほどね〜。それは伝説なんですか?
A:これは、6世紀とか7世紀ぐらいの話なので、かなり大昔の話ですけれど、日立市とか常陸太田には、ホントに「穴」の空いた遺跡が多いんですよね。ひたちなかの有名な虎塚古墳にも横穴のある遺跡があるので、結構、本当にあったことなんじゃないでしょうか。
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日立市周辺の古墳時代の概要(きらら)
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虎塚古墳(雅也のおもちゃ箱)
Q:そういえば、穴はあいてますね。
A:なので、大昔の話ですけれど、けっこう今につながる茨城県民気質っていうのも、そんな「ワイルド」で「アクティブ」な感じもあるんじゃないでしょうか。
【ポイント】知られざる茨城の巨大前方後円墳
A:あと、茨城県には古墳が多いんですよね。奈良や大阪に次ぐぐらい、大きな前方後円墳があるらしいんです。実際にはヤブの山みたいになってるんで、あんまり普段気が付かないんですけれどね、ネットで調べてみると結構出てくるんですよね。
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久慈川流域の古墳(久慈川のほとり)
Q:普段、あまり気にしないところですね。
A:前方後円墳が作られるようになったのは、6世紀とか7世紀頃に、ヤマト民族の文化が入って来たことによるんでしょうけれど、東京とか他の地域じゃなくて、茨城にヤマト民族が入ってきたっていうのは、それだけ茨城が魅力的だったんでしょうね。
Q:どこらへんが魅力的だったんでしょうね?
A:たとえば常陸太田の久慈川沿いには、全長150メートルの前方後円墳;梵天山古墳っていうのがあるんですけれど、それだけの規模の古墳って、やっぱりそれなりの従業員というか、規模のある集団がいたんですよね。っていうことは、それなりの売上のある産業があったんですよね。
当時の「産業」っていうのは、やっぱり農耕なのかと思いますけど、それだけ生産力のある土地だったんでしょうね。
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梵天山古墳(雅也のおもちゃ箱)
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梵天山(山で遊ぼう)
なので、ここまでの話をまとめると、昔の茨城には、すごく活動的な人がすんでいて、生産力もある土地柄だった、ということになりますね。
【ポイント】え!あの有名人も・・・
A:これまでの話は実は「常陸風土記」に書いてあることなんですね。「常陸風土記」とかいうと、ちょっと学校の歴史の授業の話みたいになってしまいますけれど、歴史の授業といえば「大化の改新」。
645年の大化の改新で、蘇我入鹿とかテストに出ましたよね。で、もう一人、中臣鎌足、「かたまり」じゃないことに注意!、っていう人がいましたけれど、この人、茨城出身、茨城の鹿嶋出身という話もあるんですよね。
これはいくつかの説があって、本当かどうかはわからないんですけれど、でもそういわれるだけの政治というか文化的に高いものも、当時の茨城にあった、ということなんでしょうね。
>>『常陸風土記』(kitunoの空)
【ポイント】人も仕事も魅力的だったイバラキ。その歴史から・・・
A:ここまでをまとめると、昔々の茨城には「ヤル気」にあふれた「明るく元気」な「くず」の人達がいて、大きな自社ビル:古墳ですけれど;を立てられるような生産力もあり、中央政界に進出するような政治的文化的な高まりがあった、というすばらしい地域だ、ということになるんですよね。
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俺と茨城(TRIPPER)
今現在、茨城っていうと、なんだかあまり特徴の無い感じもあると思うんですけれど・・・おととしの金砂郷の大祭礼とかもありましたし、歴史を振り返るっていうのも、単純に面白いですし、なにか仕事探しのヒントになることもあるんじゃないでしょうか?
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