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◆◇◆ 広がる高校生のインターンシップ(就業体験) 2005/12/02 放送
【ポイント】大学生・高校生の職業に対する意識を
A:今日は「インターンシップ」についてお話しようと思います。インターンシップってご存知ですか?
Q:名前は聞いたことありますよ。学生さんが就職する前に、実際に会社の現場で仕事の体験をする制度ですよね?!
A:はい、そうです。大学生・高校生が在学中に自分の希望に関連した職場で、知識とか技術や技能を学ぶことのできるプログラムですね。日本語では「就業体験」とか「就労体験」というとわかりやすいでしょうか。働くことや職業に対する意識を、できるだけ早い段階から深めてもらうためのものですね。
Q:なるほど。就職する前に実際に現場の様子を知れるって言うのは学生にとってとても貴重ですよね。
A:はい。特に最近は、入社する前と後で”ミスマッチ”が起こると言われるように、特に若い人達の早期退職が問題になっていますよね。これは、採用する企業側にも責任の一端があるんです。あるんですが、実は!就職活動をする学生側も、その企業や企業の属する業界で働くことをテレビや雑誌で見るイメージでしか捉えていなかったり、「とりあえず就職すればいいや」といった安易な考えで就職先を決めてしまったりすることにも原因があると思うんです。
Q:そうですね。結構そういう傾向はあるかもしれないですね。
【ポイント】広がりつつあるインターンシップ制度
A:そこで、インターンシップの実施というのが、いま声高に叫ばれているんです。実際にデータをみてみると、平成16年に茨城県内の高校111校中96校もの高校がインターンシップを導入しているんですよ。いまから6年前、平成10年のときには14校だけが実施していたことを考えると、相当インターンシップというものが普及されてきているのがわかりますよね。
Q:そうですね。およそ7倍。すごく増えているんですね。何か具体的な導入例とかはあるんでしょうか?
【ポイント】インターンシップの体験発表で
A:実は今週の月曜日に「いばらきインターンシップ推進協議会」という会があったので、わたくしこっそり出席してきたんです。その中で、幾つか事例の発表があったのですが、特に日立工業高校の生徒さんの体験発表が印象に残ったんですよね。インターンシップ先は日立市にある電気機械製造の会社で、学校の中では体験できないことを、沢山学ばれたそうなんですね。
Q:それは例えばどんなことだったのでしょう?気になります。
A:はい。その日立工業の生徒さんたちは、発表の最後に3つのことを言っていました。ご紹介しますと、まず1つ目は、仕事では「頭で理解する」ことと作業を実際やって「体で理解する」ことの二つが重要であるということ。2つ目は、知っている振りをしないで、知らないことは知らないと素直に言うことが大切だということ。そして最後に、困ったことがあったらすぐに周囲の人に相談することが大切だということ。この3つを高校生の間に学べたって言うのを聞いていて、正直、羨ましかったですね。
Q:ほんとですね。このインターンシップの経験が就職先選びに役立つだけでなくて、実際に会社に入ってからも、血や肉となるような社会人として基本的な、でもとても大切なことを現場の方から教われるんですもんね。本当に羨ましいですね。
【ポイント】インターンシップのメリットは
A:そうですね。あ、ただですね、このインターンシップ、大学生や高校生の側だけにメリットがあるだけではないんですよ。
Q:と、いいますと?
A:実は、インターンシップ生を受け入れる企業側にも非常に大きなメリットがあるんですよ。
Q:なるほど。確かに、企業側にとっては学生を抱える際に、時間やコストの面である程度の負担がかかると思いますが、そういうやる気のある学生さんたちとのご縁が出来ることを考えると、メリットはありそうですね。
A:はい。そうなんです。ただ、それだけじゃないんですよ。インターンシップを受け入れることで、既存の社員がすごく刺激を受けるんですよ。例えば、インターンシップの学生に何か業務を教えるには、社員自身がその業務のことをきちんと理解していないと上手く教えることって出来ないと思うんです。教える必要に迫られて勉強する。それが社内全体に広がって、社内の活性化につながるんですよね。これは初めて新卒採用を行った企業でよく起こる現象にも似ているんです。
Q:なるほどなるほど。インターンシップを経験した学生以上に、受け入れ先の企業は、多くの刺激を受けることが出来るんですね。これは意外な発見ですね。
【ポイント】インターンシップで学生も企業も変わるように
A:もっと多くの茨城県内の企業がインターンシップの有用性に気が付いてくれたら、大学生・高校生の貴重な勉強の機会も増えますし、活気がでてくると思うんですよね。インターンシップで学生も、そして企業も変わる、私はそう確信しています。
Q:そうですね。茨城の地元企業でもどんどんインターンシップの機会が増えるといいですね。さて、そろそろお時間となってまいりましたが、今週は最後に重要なお知らせがあるんですよね。
A:はい、実は、ジョビカフェ泉町店が移転することになりまして、新たに「ジョビ・ラウンジ」という名前で再来週16日の金曜日にリニューアルオープン致します。場所は同じ泉町の2丁目になります。キャッチフレーズは「日本初のワンストップ・ジョブ・コンビニ」! インターンをしてみたい若者はもちろんのこと、インターンシップ制度を導入してみたい企業の方のご相談にも乗ります。現在工事中ですが国道50号線を走っていても目立つと思いますので、是非お気軽にお立ち寄りください。
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