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◆◇◆ 中世のお城の意外な真実!現代の就職活動に活かすと... 2006/02/17 放送
【ポイント】中世のお城
Q:さて、今日はどんなお話でしょうか?
A:はい。今週はかなり暖かい日もあって、そろそろ春も近いのかな?という感じですが...、水戸で春、といえばやっぱり梅の花でしょうか。ちょっとベタですけどね。
Q:そうですね、来週の20日から偕楽園の梅祭りも始まるようですけれど、咲き具合はどうなんでしょうね? で、今日は梅の話ですか?
A:いえ、今日はお城の話です!
Q:ってど〜ゆ〜脈絡?
A:私も、またここでしゃべらせていただくのが久しぶりなもので、一応、時候のあいさつとして梅の話もありかな〜なんて思って。で、水戸といえば梅、そこから水戸黄門とかの歴史つながりでお城の話に持っていこうと...。
Q:なるほどね。じゃ、旧県庁のある水戸城のお話ですね。
A:いえ、それも違ってですね、今日はわりとマイナーな中世のお城の紹介と、そこから現代の私たちの働き方を考える、歴史的スケールでの就職情報をお届けしようと思うんですけれど。
【ポイント】水戸市内の中世城址:見川城とか、河和田城とか
Q:なんだかすごいお話ですね。どういうつながりでお城とお仕事が結びつくのか興味がありますけれど...、「中世」のお城って、そもそも「中世」ってどのぐらいのことでしょう?
A:今日お話するのは1300年後半から1500年代ぐらいに築かれたお城のお話ですね。その頃のお城の作り方っていうのは、いわゆる今でいうお城って感じの天守閣も無くて、普通の平屋建ての建物だったんでしょうね。それと、皇居のような水のお堀も無くて、空掘り、つまりただ溝を掘ったようなお堀なんですね。
Q:そうするとかなり地味な感じですけれど、...具体的にどこにそのお城があるんですか?
A:たとえば近いところでは、見川城とか、河和田城とか...。
Q:河和田に城跡なんて?...あまり聞いたことがない機がするんですけれど。
A:そうですね、さっきお話したように中世のお城っていうのは、建物はもちろん残っていないですし大きな水掘りがあるわけじゃないのでわかりづらいんですけれど、河和田小学校の近くにはかなりの高さの土塁(どるい)が道路によって分断されていて、その断面が見えるところなんかもあるんですね。
>>見川城(余湖くんのお城のページ)
>>河和田城(余湖くんのお城のページ)
【ポイント】茨城町の小幡城:完璧な中世の城跡
Q:なるほど。じゃあ今度近くに行ったときに注意して地形を見てみたいと思います。けれど、でも本当に地味な感じですね。
A:水戸からちょっと足を伸ばすと、茨城町の埴輪公園の先、6号から左側に入ったところには小幡城っていうのがあるんですけれど、ここはお城マニアには有名なところで関東有数の完璧な中世の城跡っていわれてるんですね。
Q:そんなところがあるんですか?そこには何かすごいものが残ってるんでしょうか
A:ここも建物は無いんですけれど、5mぐらいの高さの堀と土塁が完全に残ってるんです。これもちょっと目で見ないと話だけでは伝えきれないんですけれど、ジョビジョバのサイトにリンクをつけておくので、ぜひ見ていただきたいんですけれど。
>>小幡城(余湖くんのお城のページ)
>>深い森に眠る驚愕の完存中世城郭:小幡城(埋もれた古城)
【ポイント】中世城郭の機能性:横矢掛け
Q:はい。やっぱり見てみないとね、確かにわかりづらいこともあると思いますけれど...。さて、そんなお城から、今の私たちの仕事を考える、ということでしたが...?
A:はい、本当はお城に行ってご案内しながらお話したいところなんですけど、こういう中世のお城って形が凸凹してるんですね。お堀なんかが曲がりくねってるんですよ。
Q:一般的に、たとえばテレビに出てくるお城ってキレイな正方形というかまっすぐなお堀って言うイメージですけれどね...。
A:それは江戸時代のお城なんですよね。今日お話してる中世のお城っていうのは、つまり戦国時代のお城で、本当に敵が攻めてきて戦いが行われる城なんですね。すると正方形のお城だと、攻めてくる敵に対して正面から矢を射る。で、攻める方も正面に対しては楯かなにか防御を考えてる。だから攻めてくる敵に対して、横から矢を浴びせ掛けた方が効果的なんですよね。なので、中世のお城の全体の設計プラン(「縄張り」という)は、横矢掛けができるように不規則な凸凹になってるんですね。
>>中世城郭の見方(古城探訪)
Q:なるほどね、ただ技術不足で形が整ってない、というわけじゃないんですね。
【ポイント】中世城郭の攻めの姿勢
A:それから、今日はそうたくさんのお城を紹介はできないんですけれど、水戸市内だけでもかなりの数の中世城郭があるんです。数キロはなれたところにもある。ちょっと離れてつくば市のあたりだと、ここは戦国時代には茨城県央地域の佐竹氏と、千葉から県南にかけての北条氏との間で領土争いが激しかったところですけれど、敵味方の城が本当に数キロの間隔で向かい合ってるんです。
Q:なんとなくもっと離れた「陣地」っていう感じがしてるんですけど...。
A:今、お城って言うとお殿様が住んでる固定的な場所で、敵が攻めてくるのを待ち受ける場所、という感じですよね。これに対して中世のお城っていうのは、今でいうと戦車とか戦艦とか、必要に応じて必要な場所に作り出す戦闘施設なんですね。
Q:かなりお城のイメージが変わりますね。
A:そうですね。で、ここからが本題ですけれど、私たちも中世のお城を意識して攻めの考えを持たなきゃならないのかな、って考えてるんですよね。江戸時代のお城は確かに豪華で見栄えはいいんですけれど、今の時代に見栄えだけで待ち受けているだけでは何も起こらない。中世城郭のように横矢掛けとか機能的な仕組みを備えつつ、攻めて出て行く心構えが必要なんじゃないかと。私たちのジョビラウンジの運営も考えてますし、また、個人的にも仕事をする上で、また仕事探しをする人も、そんな感覚が必要なじゃないか、と。
Q:なるほど、確かに必要なことですね。実際に戦うわけじゃないにしても、そういう心構えって、今の時代必要でしょうね。
A:そうですね。こういう考え方も就職関連情報に良くありはするんですけれど、それを、この暖かくなってきた時期に、地元のお城に足を運んで、先人の知恵に触れながら、あらためて考えてみるのもどうかな、ということでお話してみました。
Q:そうですね、そういう視点で中世のお城を見に出かけてみるっていうのも、おもしろいですね。
A:ちなみに中世城郭ってヤブ山になってたりするので、夏になると草が繁りすぎるし虫も出てくるので、出かけるなら今がオススメですよ。
* 放送された番組をお聞きいただけますが、番組中に含まれる求人情報に関しては、放送時の情報です。バックナンバーからお聞きになる時点では、すでに求人が終了している場合もありますことをご了承ください。
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